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​ふぐの子糠漬け

​加賀伝統の食文化

​since  1860 :江戸後期

加賀の伝統食材 Fugunoko

石川県でのみ許された技法で作る伝統食

ふぐの卵巣の糠漬 ふぐの子 は、江戸時代から200年以上続く加賀伝統産業です。

昭和50年頃、猛毒を持つふぐの内臓は全て廃棄しなければならない法律が施行され、

一時は存続の危機に直面しましたが、江戸時代からの伝統産業であることと、一度も事故が起きていないことから、唯一石川県だけが調理することを認められた伝統食です。

先人たちから受け継がれてきた技術を

ここでしか食べられない食文化を

ぜひご体験ください。

この地域でしか食べられない
という特別感だけじゃない

猛毒であるふぐの卵巣を、2年間じっくり塩漬け・糠漬けをします。

道具や薬品は一切使わず、菌と歳月という自然の力だけで毒素を抜き、深みのある独特な旨味を時間をかけてじっくりと引き出します。

Fugu ovaries, which are extremely poisonous, are salted and pickled for two years.

No tools or chemicals are used, only the natural power of bacteria and time to remove the toxins and slowly bring out the deep and unique flavor over time.

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江戸後期から受け継ぐ木樽で、守り続ける味

石川県でのみ造ることが許されているということは、後からついてきた価値。

伝えたいのは、先人が絶対に守りたかったこの味です。

"The fact that it is only allowed to be made in Ishikawa" is the value of the product that came later.

What we want to pass on is this taste that our predecessors absolutely wanted to preserve.

昔からの製法で
究極にシンプルに
自然に熟成されるのを促す

長期熟成でしか出せないまろやかな旨味は、お店ごとに異なるオリジナルの味。

生き物である菌の状態は、気候や温度により都度異なるため味の調整は感覚のみ。古くから伝わる製法で、最低限の道具しか使いません。

薬剤や調味料ではない自然が産み出す深い味わいは、噛めばかむほどに旨味が増していきます。

The mellow flavor that can only be produced by long-term aging is an original taste that differs from store to store.

The condition of the living bacteria varies depending on the climate and temperature, so the taste is adjusted only by the senses. The method has been handed down from generation to generation, and only the minimum number of tools are used.

The deeper the flavor, the more you bite into it, the more the flavor grows.

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SINCE   1960

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